血中コレステロール値が高いと、心臓病や脳卒中の危険性が高まる!だから、コレステロールの摂りすぎに気をつけましょう~!って常識の様に思っていました。(さっきも、テレビでCMが流れていました。・・・実はそれで、早く取材記を書かなくっちゃと、PCに向かったのですが。)
でも、コレステロール値が高くても、心臓病や脳梗塞のリスクは高まらないし、コレステロール値が高い人の方が長生きしているんだそうですっ!!どうです、ビックリ!!でしょ??

先月行なわれた、金城学院大学「脂質栄養」オープン・リサーチ・センター(文部科学省支援事業)と日本脂質栄養学会主催のプレスセミナー「コレステロール低下医療と脂質栄養の方向転換」に出席してきました。
コレステロールについての常識を覆す講演をされた4人の先生方に、個別でもお話を伺って参りましたので、これから暫くは、コレステロール関係の取材記が続く予定です。

先ずは、その金城学院大学「脂質栄養」オープン・リサーチ・センター所長であり、薬学部(予防薬食学)特任教授でいらっしゃる、奥山治美先生のお話から・・・。

これまでコレステロール値が高いと動脈硬化が進むといわれてきたのは、多くのデータが心臓病の危険因子を持つ人を調査対象としてきたから解釈上の落とし穴があった訳で、地域住民(一般集団)を対象とする追跡調査が増えてくると、40歳~50歳以上の一般集団では、コレステロール値が高くても心臓病死は増えないということが明らかになったというのです。
又、善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)の解釈には多いに問題があるし、ましてやLDL値の高い群の方が総死亡率が低く、長生きだというのですから、コレステロールに対する接し方を改めなければならなくなったようです。

ということは・・・バターだとかラードといった動物性油脂は高コレステロールだから植物性油脂を摂るように指導されてきましたが、コレステロール自体が動脈硬化の原因になるわけではないし、長寿の傾向にあるとなれば、動物性油脂を摂っても問題がないということになります。
その上、身体に良いとされてきた植物性油には、微量の有毒成分さえ入っていると、動物実験の結果が表しているというのです。
例えば、多くの家庭で使っているキャノーラ油には微量ながら、出血を促進させる(脳卒中を起こしやすい)成分があったり、男性ホルモンを減少させやすいという要素も含まれていることが、動物実験レベルで判明しているというのです。
又、水素添加された植物油脂、遺伝子組み換え大豆油、パーム油の安全性には問題提起がなされたまま解決していないという実態から、マーガリンよりはバター、キャノーラ油の豚カツよりラードや牛脂で揚げた方が安心だと、奥山先生は仰います。勿論、食べすぎは厳禁だとも、強調していらっしゃいました!

《ただ、動物性油脂に関して、私自身は、畜産環境により抗生物質や添加物、ホルモン剤、飼料の残留農薬などが高濃度に蓄積していると言われるラードや牛脂には、別の意味での警戒心を抱いてしまうのですが・・・。》

さて、奥山先生の話に戻りましょう。
従来のコレステロール仮説に基づいて作成された、厚労省ホームページの「生活習慣病を知ろう!」の内容には、修正すべき点が沢山あることになります。
そこで、修正すべき点を細かく指摘した要請書が、平成20年4月に、奥山先生を含む脂質栄養関係医・薬・保健学者十人委員会から厚労省に提出されました。
・・・・・が、皆さんのご想像通り、未だ変化は見られません。
奥山先生たちのコレステロールに関する情報が、十分に行き渡らないままになっているのです。

次回も引き続き、コレステロールに関する情報です。
回を追う毎に、医療費の問題や利益相反の問題も見え隠れしてきます。
・・・やっぱりかぁ~と思う問題が、あちこちに潜んでいるんです。
なるべく早く更新していきますね。


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