「体のどこかが痛かったり、動きにくくなったり・・・これは、使い方に問題があって体が注意を呼びかけている信号の一つ、よく耳を傾けてどうすれば良いのかを考えていきましょうよぉ~!!
身体って凄いんだよぉ~、生きてるって、それだけで凄いんだよぉ~っ!!」

奥谷さんにこの番組でお話を伺うのは、2度目です。よく通る声で、まさにお腹から、安心感と優しさと元気のエネルギーと・・・声だけでなく、言葉と一緒に色んなものが湧き出てくる、そんな最初の印象のままの奥谷さんです。
東京八王子の高尾山(今や癒しのスポットとして大人気の高尾山!)に、からだクリエイト きらくかんを開設したのが1998年、それ以来、まさにその名の通り、身体を気楽にクリエイトする・身体をクリエイトして気を楽にする・・・そんな活動をなさっているのです。

整体師としての活動より、奥谷さんは整体指導をとても大事に考えています。つまり、今痛い所を治しても、根本的な原因へのアプローチが無ければ、又しばらくすると同じ所が痛んでくるのは当たり前。何に対して体がサインを送っているのかを見極めていくことが、本当に痛みを取るコツなのです。まさに、身体の為のカウンセラーの役目も担って下さる。
要は、使い方の間違いを、本人が認識して改善していかなければ、身体は又いつもの悲鳴をあげてしまうことになるという訳です。

目や頭を使うことばかりが多くなった私たち、頭を使うと神経の束である背骨が緊張します。身体を使わなくたって、体のど真ん中が緊張しているので疲労感を覚えるのは当然です。目や頭を休めなければならない人が、いかに多いことでしょう。
日本人は、随分スタイルが良くなりました。でも、大きな骨盤までは変化していません。この骨盤を支えるには、内側の筋肉を鍛える必要があります。でも、トイレ、ちゃぶ台・・・生活様式が変わって、立ったり座ったりの動きが昔に比べて激減しています。その分、筋肉が育っていないのですから、意識して動く必要があります。

如何ですか?奥谷さんのお話は、本当に素直に頷けることばかり。身体がどうなっているのか、季節によっては・・、生活環境によっては・・・自分の身体の捕らえ方のヒントが沢山含まれています。
先ずは、「おきらく整体生活」(ちくま文庫)、「女力は骨盤力」(主婦と生活社)など、奥谷さんの本を読んでみませんか?

からだクリエイト きらくかんのホームページはこちら
http://www.kirakukan.ecnet.jp/12.html

 

 


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