「食育」という言葉より、「メタボリックシンドローム」という言葉の方が広く浸透しているというアンケート結果を紹介する新聞記事を読んだことがあります。それほど身近になった言葉ですが、実は、このメタボリックシンドロームが正しく理解されているかどうかということになると・・・少し疑問が生じる!と仰っているのが、食生活ジャーナリストの佐藤達夫さんなのです。
既に何度か番組にご登場頂いたことのある佐藤達夫さんに、早速、お話を伺いました。

そもそも、メタボリックシンドロームに当てはまる人というのは・・・
おへそを通った胴回りが、男性で85センチ以上、女性で90センチ以上である人の内、
①最高血圧が130、最低血圧が85以上
②中性脂肪が150以上あるいは善玉コレステロール(HDL)が40以下
③空腹時血糖値が110以上 (単位は省略)
の、2つ以上に該当する人!!

さあ、問題なのは、この条件を不幸にも満たしてしまった人が、治療を始めなければならない!!と感じてしまうことなのだそうです、メタボリックシンドロームというのは、内臓脂肪を過剰に蓄積している今のままだと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなってしまいますよ。今すぐ、生活改善を図りましょう!!という指標なのです。つまり、今すぐに始めなければいけないのは、食生活を始めとする生活習慣の改善であって、治療ではないということです。ここを間違えると、必要の無い薬を呑むことになってしまいますね。

ただ、我々の解釈の間違いだけでなく、日本版メタボリックシンドロームの基準の設定にも、見直すべき問題があると佐藤達夫さんは仰っています。
先ず、男性の胴回り85センチ・・・どうしてこんなに厳しいのでしょうか?女性よりも男性の方が小さいサイズなんていう規定は、日本だけなのだそうです。
女性は、内臓脂肪ではなく皮下脂肪を溜めやすいというのが、女性90センチという基準の根拠になっているようです。確かに、女性は赤ちゃんを入れるスペースを確保する必要があるので、内臓脂肪がつきにくい体質なのだそうです。ですが、閉経後の女性は内臓脂肪が増えてくるという事実から、男性女性共に数値の見直しが始まっていると、佐藤達夫さんは仰っています。

又、佐藤達夫さんのホームページでは、高血圧の基準に異を唱える東海大学医学部・大櫛陽一教授の説が紹介されています。今の高血圧の基準では、治療の必要の無い多くの人が降圧剤を投与されていると・・・。(これに関しては、新潟大学の安保徹教授も仰っていました。)

この先、確かにメタボリックシンドロームの基準には見直しの必要がありそうですが、いずれにせよ、内臓脂肪を何とかしなければならない!これに間違いは無さそうです。
そこで、佐藤達夫さんに聞いてみました。では、どうすればよいのでしょう!?すぐさま、答えが返って来ました。「体重を減らして、肥満を解決することです。」
ではでは、何をどれだけ食べればよいのでしょうか?これまた、即答です。「厚生労働省が、一日30品目を提唱していた時期がありましたが、これだと自然に野菜が増えるので、僕はとてもよい目安になると思いますよ。食べる適量については簡単!毎日体重計に乗ってください。体重計が教えてくれます!!」
うわぁ~っ!痛いところを衝かれてしまいました。「自分の適正体重より多ければ、それは食べすぎ!水を飲んでも太る・・なんていうのは言い訳ですよ。」と付け加える佐藤達夫さん。どうして、ご存知なの??すみません、私が悪ぅございました。もう、言い訳はしません~と謝った聖子でありました。

佐藤達夫さんのホームページ
http://www.kazu-net.ne.jp/letitbe/index.html

 


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