NPO法人ガンの患者学研究所代表:川竹文夫さんにお話を伺うのは、今回の取材で2回目です。川竹さんご自身も元ガン患者。こちらでは、「西洋医学に頼るだけではガンは治らない!辛い治療と闘わなければならないだけでなく、死という否定的なイメージとも闘わなくてはならない!これでは、自己免疫力は落ちていくばかりだ。」ということを、実際に『治ったさん達』が訴えています。
では、どうすれば良いのかということを、ガンからの生還者達『治ったさん』達が、情報提供するべく、セミナーや講演会、イベントを精力的にこなしています。現在、治ったさん達のデータベースを製作中だそうですが、最終的には200人くらいになるでしょうとのこと。前回の取材時の治ったさんは124人と伺っていましたから、随分お仲間が増えた訳です。つまり、生活を変えることでガンを治してしまった人が増えているのです。
ガンが治るのは不思議でも何でもないことだと、川竹さんは仰います。例えば・・・ストレスは病気の大きな原因となります。でも、ガンの原因となるストレスは、日常にありふれていて、どうということのない、ずっと続く慢性的なもの。一方、心臓病などの原因となるストレスは、リストラ・災害といった突然思い掛けなく起こる短期的なショック。これらを比べてみると、ガンの原因となるストレスは、心の持ち様で回避できる。だから、ストレスを取り除けば、ガンの居場所はなくなるというのです。確かに、後者のストレスは防ぎ様がありませんが、前者のストレスの方が何とかできるような気がします。
生真面目で本心を言えない、他人の利益を優先して、嫌なことに嫌といえず生返事をしたままクヨクヨ・・・こんなタイプの人がガンに罹ってしまうといいます。こんなタイプの人には、断る練習をしてもらうのだそうです。「ちょっと無理です。」「今回は気が進まないので止めておきます。」こんな意思表示ができるようになれば、クヨクヨすることもストレスを抱えることも無くなって、自己免疫力も上がる!
9月29日(土)10:00~19:00 神奈川県海老名市文化会館大ホールにて「第4回 世界一元気 ガンの患者学ワールド」が行われます。今回の講師は、医師でありながら、自らの末期がんを西洋医学以外の方法で完治させた星野仁彦さん、引き受け氣功の創始者・藤谷康允さんなど多数!!詳しくは、ガン患研のホームページをご覧下さい。
当日、私も取材で伺う予定です。講師の先生方の声、治ったさん達の声をお届けできればと思っております。でも何より、前回伺った時もそうでしたが、会場にいらっしゃる皆さんの生きる姿勢や意欲から反対にパワーを頂くのが楽しみなんです。