ミュージックセラピーという言葉は、もう随分お馴染みになりました。中でも、モーツァルトがヒトの免疫力を高めたり、植物の成長を促したり・・・なんていう話も良く聞きます。
これは、いい音楽を聴くと脳内モルヒネが分泌され、心が穏やかになる!その上、自律神経の働きが調整されて、免疫力が高まる!ということらしいのです。特にモーツァルトの音の使われ方は、旋律の反復によるゆらぎ効果や周波数が増幅される倍音効果が脳に大きな刺激を与えるのだそうです。又、中音域の周波数は、内耳を通して間脳や視床下部に直接伝わると言われているのだそうですが、モーツァルトの音楽には中音域が重点的に使われているとか・・・。要するに、心地よいメロディーでリラックスできる以上に、体の中で良い効果が生まれているという事らしいのです!ゆらぎや周波数・・・音は振動ですから、植物にも影響を与えるという訳ですね。

さて、ヒーリングヴォイスという持って生まれた資質を生かして、音楽活動を行っている島川万里奈さんにお話を伺いました。澄んだ、それでいて単にソフトというのではなく、張りのあるという形容とも違う・・・心地よい天然石がたてる様な音色・・・(石は音をたてない??)・・・なんて表現すればよいのでしょう、確かにずっと聴いていたくなる様な響きを持つ島川さんの歌が、病んだ人々を癒すというのは、無条件に納得してしまう、そんな声なのです。
実際に、オリンピック選手のクールダウン音楽やアロマテロピー音楽を手掛けたり、万里奈さんのCD試聴前後の内臓器等への影響を検査測定する試みが専門家によって行われたりと、ヒーリング効果が注目されているのです。
万里奈さんの音楽が、どうして癒し効果を持っているのでしょうか?彼女は、ヨガの講師でもあるのですが、ヨガの呼吸法を使って特別な歌唱法を身につけたといいます。ブレス音が全く聞こえないのです。又、声が天にまで届くのかと思えるほど伸びる・・・まさに体が楽器なのです。心拍数を考慮したリズムは、穏やかに穏やかに体に浸透してきます。

万里奈さんのCD「万里奈」の中に収められている「賛美の海」「光のさざなみ」の中に収められている「光のさざなみ」、「聖夜の光」などを聴いてみてください。私達には絶対に、リラックスタイムが必要だと思いませんか?欲を言うなら・・・、私は、シンセサイザーの伴奏ではなく、本物の楽器の音の中で、特に弦楽器の音に包まれた万里奈さんの声を聞き分けてみたいと思ってしまいました。

島川万里奈さんのホームページはこちらです。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~s-marina/


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