ホメオパシー、レメディー・・・まだまだ耳慣れない言葉かも知れません。同種療法とか類似療法と訳されているホメオパシーは、ギリシャのヒポクラテスの時代からあった考え方を、18世紀末、ドイツの医師ハーネマンが確立した医療体系の一つだそうです。そのホメオパシーで使う薬がレメディーといわれるものです。何だか、以前から妙に気になっていたので、好奇心を満足させるべく専門家に教えを請うことにしました!

赤坂ロイヤルクリニックの渡辺順二院長は、西洋医学のお医者様でもあり、日本人医師として始めてのホメオパシーのお医者様でもある方です。
渡辺先生によると、ホメオパシーは日本の漢方に匹敵するほど欧米ではポピュラーなもので、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、インド、南米、韓国では国の認可を得た薬としてレメディーが使われているというのですから驚きますね。

では、ホメオパシーの世界では、どのような処方が行われるのでしょうか?これが、又、驚きなのです!例えば、不眠症の人に、コーヒーを投与するというのです!!コーヒーといえば、頭が冴えて眠れない成分を含んだものではありませんか!!!
そうなんです。ホメオパシーでは、ある症状を緩和するために、同じ症状を引き起こす成分を極限まで薄めたものを用いるのだそうです。30㏄を100倍に薄めて、そのうちの30ccを更に100倍に薄める・・・・という作業を30回繰り返す。・・・・つ、つまり、0が60個並んだ・・(でいいんですよね???)・・・倍に薄めた、僅か、太陽系に1滴垂らした程度の濃度の成分を投与することで、症状の後押しをして自然治癒力を高めるのだそうです。

勿論、聞いてみました。そんなに薄かったら成分なんて無いも等しいではありませんか!ところが、極限まで薄めただけであって、「無」ではないからこそ、体が反応するのだそうです。ふ・不思議ですぅ~っ!!

赤坂ロイヤルクリニックでは、問診にとても時間をかけて、症状の原因や症状が出るきっかけを探ることから始めるそうです。それが掴めたら、2,000種類以上あるといわれている治療薬の中から合う薬を選んでいく訳ですね。

ホメオパシーが効く人効かない人は、当然あるそうです。こんなことは信じられないと考える人には、まず効かないような気もしますよね。
それに、こんなご時世ですから、怪しげな・・・儲け主義の所もあるに違いありません。折角辿り着いた代替治療なのに、心無い人たちによって不信感を持つなんて事にならなければいいなぁと願うばかりです。
渡辺順二先生のように、子供の頃、ご自身がホメオパシーによって辛い症状を克服することが出来たという経験から、純粋に患者さんの為に取り組んでいらっしゃる先生と出会えるといいですね。

赤坂ロイヤルクリニックのホームページhttp://homoeopathyclinic.room.ne.jp/

 


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