「山登りをすれば足腰が疲れます。体を使えば、身体疲労や筋肉疲労が起こるように、脳を働かせば脳だって疲れるのです。コンピュータでも、処理能力を超える情報量を入力すればパンクします。大脳に処理能力を超える情報が流れ込めば、情報処理機能は破綻し、間脳との関係に狂いが生じてくるのです。」

えぇ~??脳も疲労する???思ってもみない事でしたが、なるほど、とても噛み砕いて説明して下さる藤野先生の声は、すんなりと私の大脳に入り込んできます。
今回取材させて頂いた、九州大学名誉教授、BOOCSクリニック理事長、レオロジー機能食品研究所所長、NPO法人子供の命を守る会副理事・・・医師として様々な立場から活動されている藤野先生は、多くの病気が、脳疲労から引き起こされていると説いていらっしゃいます。

「現代人が抱えている脳内の状況を、脳内ファミリーとして例えてみましょう。様々な社会構造から生まれるストレスなどが原因で、大脳の情報処理能力が破綻しているのです。つまり、大脳の内、新皮質を父や夫と考えてみましょう。一方、旧皮質を母や妻と考えるのです。夫婦仲が悪くなると、家庭内不和が起こり、家族はギクシャクしてきます。間脳を子供と考えると、子供(つまり、身体!)との関係も悪くなり、様々な不具合が生じてくるのです。」

脳疲労から、五感に狂いが生じてくると身体の病気に・・・、認知レベルに狂いが生じてくると心の病気に発展してしまうというのです。
藤野先生の口からは、もっと驚くべき言葉が出てきました。なんと!、現代の子供の50%は、治療すべきレベルのうつ状態(脳の機能低下の状態)にあるというのです。大人だと、30%~40%。それほど、私達はストレスに晒されていると言うのです。
これ以上、子供を追い込まないで、救ってあげてくださいと藤野先生は訴えます。

では、どうすれば良いのでしょうか?
ストレスの元凶とも言える環境を簡単に変えるわけにはいきません。だとすると、脳を変えれば良いと、藤野先生は、いとも簡単に仰るのです。それが、BCCOS(脳を目指した自己調整法)なのです。

いとも簡単に仰るには、訳がありました。本当に、簡単な方法なのです。
三つの原則を守ること!これだけなんです。

1) 例え健康に良くても、嫌な事は決してしない。
2) 例え健康に悪くても、辞められないことは決して禁止しない。
3) 健康に良くて、しかも自分が好きなことを一つでも始める。

これだけなんです。この3原則を守るだけで、自然に調整されていくというのです。こんなぬるい事で、本当に良いの???・・・と、つい私は思ってしまったのですが、不思議、藤野先生の言葉を噛みしめていくと、明るい未来が開ける様な気がしてきます。
厭なことを我慢して頑張っても、更にストレスが増えるだけ。嫌な事から逃げるのではなく、良い事に近づけていく!これが大事なのかも知れません。

興味をお持ちになった方は、藤野武彦先生の著書、「我慢するのはおやめなさい」(毎日新聞社)を読んでみてください!きっと、何かが掴める筈ですっ!

 


 

雑穀ブームの火付け役とも言うべき、暮らしの探検家・食のデザイナー:大谷ゆみこさん!大谷さんは、小さい小さい粒の一つ一つに抗酸化作用たっぷりのポリフェノールなど沢山の栄養を含み、生命エネルギーを蓄えた雑穀を愛情込めてつぶつぶと呼んで、魔法のように次から次へと美味しいおかずに仕立て上げていきます。きび・ひえ・あわ・高きび・アマランサス・・・穀物をメインディッシュに変身させるアイデアが、本当に溢れんばかりです。

大谷さんのお話を聞いていると、ワクワクしてくるのです!ついつい乗せられてしまうのです!!「ホントだっ、料理って楽しい。食べることって大事だ。」って、毎度毎度、改めて感じさせられるのです。
例えば・・・。

かけがえのない命を生かす根本は、食べ物!食べ物って、命を輝かせる物!穀物は、地球のおっぱいよ。粒の一つ一つに、どれだけの宇宙エネルギーを持っているか・・・、育てた光や風に想いを馳せて食べていると、宇宙と繋がるよ。
それに、宇宙のエネルギーを従えて女王のようにキッチンに立ってごらん。「時・風・水・火・塩」これらの加減一つでこんなに美味しいものが出来るなんて、素晴らしいでしょう!?キッチンは、宇宙の窓だったのよ!こんな風に考えてみると、「何で私ばかりが、炊事をしなければならないの?」なんて、目を吊り上げることもなくなると思わない???

・・・・、なるほど、なるほど、嫌々キッチンに立つより、宇宙の窓に立っていると思った方が、より楽しいし、不思議なエネルギーが加わるような気がします。

大谷さんは、本当にビックリするほど精力的に活動していらっしゃいます。春には、つぶつぶのダイエット本や、お弁当の本など、3冊が出る予定だそうです。つぶつぶグルメのセミナーも、日本のあちこちで開催されます。
CDまで作ってしまいました。つぶつぶクッキングのテーマソング、「きらきら生きる」です。大谷ゆみこさんの詩を、シンガーソングライターの海老原よしえさんが優しい曲に仕上げました。全国のキッチンで、 この歌を口ずさみながら、幸せな気分で料理して欲しいと、大谷さんは言います。

生きること、食べること、これらのプロセスやアプローチに、いつも刺激を下さる大谷さん。春のダイエット本を密かに心待ちにしている聖子でありました。


 

銀座サンエスペロ大森クリニックの院長・大森隆史先生は、医師になる前は石油会社で産業排水回収処理の研究をする研究者だったいう、医学界では、何とも変り種。以前は、合成化学の専門家でいらした・・・それだけに、「重金属が体内に蓄積し、やがてはトンでもない健康障害を引き起こす可能性がありますよ。」なんて言われると、耳を傾けない訳にはいかなくなります。じっくりとお話を伺いました。

そもそも、水銀・鉛・カドミウム・・・といった重金属は、地中深くに眠っているものでした。ですから、人間の進化の過程で体内処理する能力を育ててきていないわけです。ところが、人間はいつしか地下を掘り起こし始めたのです。重金属に触れる様になり、大気・河川を通して体の中にも入り込むようになりました。重金属が大量に身体に取り込まれる様になったのは、ここ50~60年だそうです。

こうした有害物質の中でも、重金属はたんぱく質と結合してしまうので、体の中で特に厄介な存在となってしまうようです。つまり、酵素とくっついてしまうと、酵素がするべき仕事が出来なくなってしまうのです。
水銀は、脳に取り込まれ、中枢神経細胞を傷つけ、知覚障害の原因となってしまうそうです。鉛は、神経伝達機能や免疫機能に悪影響を及ぼすそうです。カドミウムは、腎機能障害や骨軟化症などの引き金になるそうです。

ん~、ゾォ~ッとしてしまいますね。このように、いつの間にか重金属のみならず化学物質などが徐々に体の中に蓄積していくことで、思わぬ症状に悩まされているケースがあるそうです。
花粉症や、アレルギー、ニキビ、便秘、イライラ、気分の落ち込み、忍耐力が無い、キレやすい、学習能力の低下・・・。自閉症や多動、学習障害といった子供の症状も、脳の発達障害であり、有害物質が影響しているという考え方もあるというのです。

思い当たる症状が、このケースに当てはまるのかどうか・・・検査の方法があるそうです。血液からでは微量過ぎて判定不能な有害ミネラルも、毛髪ミネラル検査によって明らかに!!原因が突き止められれば、その原因となる物質を排出すれば良いのです。これが、デトックス(体内浄化)!!!

先ずは、大森隆史先生の著書、「デトックスライフのすすめ」(主婦の友社)、「有害金属が心と体をむしばむ」(東洋経済新聞社)などなど・・・を読んでみてくださいっ!

 


 

もう、「インフルエンザワクチンは打たないで」(双葉社)という本をお読みになりましたか?今回取材させて頂いたのは、その著者・母里啓子(もりひろこ)さん。啓蒙活動を行う母なる里の人!お名前から、直ぐにそんなイメージが浮かんできました。
とても静かに、包み込むようにお話してくださるお声から、全ての人に身体を大切にして欲しいと訴え掛ける優しさが感じられます。それだけに、母里さんが、この本を書かざるを得なかった状況の深刻さが、反対にひしひしと伝わってくるのです。

インフルエンザウィルスは、遺伝子構成が変異し続けるという特性を持っています。どんなウィルスが流行るのかなんて、予想がつくはずも無い!曖昧な選定によるウィルスを、鶏の有精卵の中で増やし、ホルマリンを使って殺し、死んだウィルスの一部を取り出して加工する・・・。インフルエンザワクチンが、生ワクチンのはしかのワクチンと違って、効果が期待できないというのは、ここまでの説明を聞いただけでも納得がいきませんか?

実は、インフルエンザワクチンが無用であるという事実が、過去に大掛かりな調査研究で証明されているのです。前橋リポート・・・ご存知でしょうか?
1979年、群馬県の前橋市で、1人の児童がインフルエンザワクチン接種後に痙攣を起こしました。しかし、国は医師の申請を却下、それが副作用であることを認めなかったのです。前橋市の医師会は、1980年から集団接種停止を決めました。国が義務付けているインフルエンザワクチンを拒否する!!なんと勇気ある決断でしょう!!!しかも、その後5年間、前橋市と同規模の高崎市など、周辺の集団接種を行っている地域との比較研究が行われたのです。群馬県の衛生研究所と医師会が動いたのです。凄いっ。

専門家達が、いわば国を敵に回してまで行った調査から明らかになった結果は、ワクチン接種地域と非接種地域に、インフルエンザの流行の大きさにおいて、なんら差が無い!という事だったのです。しかも、自然感染をした人のほうが、明らかに強い抗体を得ている。つまり、その後、インフルエンザに罹りにくくなったり、罹っても軽い症状ですんだり・・・。インフルエンザワクチンの無効性が証明されてしまったのです。

とうとう、国は、1994年に小中学生への集団接種を中止するに至りました。でも、厚生労働省も製薬会社も挫けません。子供が駄目ならば、高齢者にと、ターゲットを変える作戦に出ました。どうしても作って売らなければならないようです。

母里さんは、こうも仰いました。「インフルエンザワクチンの副作用を大袈裟に盾にするつもりはありません。でも、僅かだとはいえ、重篤な副作用の可能性があるのならば、必要の無いワクチン接種によってリスクを負う必要はありません。インフルエンザは、長くても一週間も寝ていれば治る病気です、自然のくれたお休みだと思って静かに寝ていてください。」

本当に、その通りだと思います。
取材の終わりに、母里さんから「良いお仕事をしてくださいね。」と声を掛けていただきました!勇気百倍っ!!本当の健康情報を、これからも発信していきますっ!!!

 


 

「テンペのおいしいレシピ」 (法研) という本をお書きになったのは、管理栄養士の沖五月さん。統合医療ビレッジを始めとする病院での栄養指導や、講演、食品開発・レシピ開発など、多岐にわたる活動をなさっています。

テンペって??とおっしゃる方も、まだまだ多いかもしれませんね。テンペというのは、400~500年も前からインドネシアで食べられている発酵食品なのだそうです。納豆ほど分解が進んでいないので、大豆本来の味がする、仄かな発酵臭のある植物性たんぱく質の豊富な食材です。
このテンペを肉団子やハンバーグに加えて、お肉を半分の量にすることも可能です。大抵の場合バレないほど、食感もお肉に似ているようです。
油で揚げて両面をこんがり焼いたり、ご飯に炊き込んでも美味しいそうです。それにしても、世界中で発酵食品が食べられているんですね。

中でも、日本は発酵食品が充実しています。納豆、味噌、醤油、漬物・・・。こうした発酵食品が身体に良いと言われるのは、どうしてなのでしょうか?沖さんに、解説していただきました。

私達の体の中には、腸内細菌が住んでいます。この腸内細菌、人によって持っている菌が違うのだそうです。ですから、自分の菌と違う種類をせっせと体の中に運んでも、腸内環境は充実しません。自分の持っている菌を増やさなければ意味が無いのです。
そこで、発酵食品の登場です。発酵食品が持っている菌は、例え加熱調理して死んでしまっても、体の中の善玉菌のエサになります。要するに、発酵食品を食べることによって、自分の善玉菌を増やすことが出来るのです。
一方、悪玉菌のエサになるのは、お肉などの動物性たんぱく質。分解しきれない、つまり食べ過ぎた動物性たんぱく質が、悪玉菌を増やしてしまうのです。

こうして考えて見ますと、良質の発酵食品を選ぶ目を養わなければなりませんね。こんなに重要な役目をするんです。本物の発酵食品でなければ、効果は期待できません。発酵させる手間を省いたものではなく、長時間熟成発酵させた本物の醤油や味噌を選びましょう。

沖さんが食品開発したものの中に、テンペ入りの中華まんじゅうや、亜麻仁油ドレッシングがあります。身体に今すぐ必要な栄養素が手軽に摂れる、しかも美味しい食品となれば、興味津々!!
私も!!って仰る方は、こちらにお問い合わせ下さい。
株)エム・マインド
℡ 03-5410-0975


 

「これを食べてはいけない」(三笠書房)の著者・郡司和夫さんにお話を伺いましたっ!食に関する偽装が噴出する今、郡司さんがこれまで追究されてきた問題の一つ一つを確認させて頂きたい、そんな気持ちで一杯です!!
郡司さんは、少年犯罪と食の関係に問題意識を持っていらっしゃいます。少年達による凶悪犯罪の数自体は、昔から殆ど変わっていない。なのに、その内容が大きく変わってきているというのです。普通の少年達が衝動的にキレて引き起こす犯罪の数々・・・。地域や学校、家庭の崩壊が語られていますが、全国同時的に起こるのは何故なのか?郡司さんは、環境ホルモン、食品添加物などの合成化学物質が脳へ与える影響に着目しています。食生活の変化と少年犯罪の質の変化が、時期的にオーバーラップしているというのです。
肉が好き・野菜を食べない・朝からインスタント食品・清涼飲料水の多飲・・・。衣・食・住の内、衣と住は外から見えますが、食に関しては他人が覗き見する事が出来ません。ですから、どうしても親は手を抜きやすくなります。ですが、心も含めた身体を作るのは、他ならない食なのです。
郡司さんは、「誰にでもある反抗期に、親は子供の言いなりになって好きな物だけを与える方がラクです!でも、そういう時期だからこそ、必様な栄養素を摂らせる工夫をするのが親の責任。食生活をエサ化させてはいけない。」と仰います。偏食が、心の捻れを作ってしまうのだという事を認識しなければならないという事ですよね!
手軽に食べられて、もともと子供が大好きな味に作られているファーストフードやコンビニ食には、食品添加物が沢山入っています。郡司さんは、100万人に一人の割合であるけれども、一兆分の一のレベル、つまり、深さ20m.・500m.×200m.のプールに1~2滴落とした程度の環境ホルモンが脳に影響を与えて、凶悪な少年犯罪の引き金となってしまうと言います。100万人に一人のその一人が、我が子では無いという保障はどこにもありません。

さて、偽装問題についても、国の内外を問わず次から次へ・・・。私達消費者は、何に気を付ければよいのでしょうか?郡司さんの答えはこうでした!
「加工食品には要注意です。例えば、輸入品の場合、中国産に限らず、書類検査のみで許可されます。危ない添加物が使われている際には、意図的情報漏れ・・・つまり、あえて記載漏れにするなどという巧妙な策がとられることすらあります。加工品においては、もはや何の添加物を使っているのか判別できないというのが現状です。」「激安ショップで食材を買うのも要注意です。店側は、仕入をバイヤーに一任するケースが殆どですから、店サイドすら産地を掌握していないのです。何処でどの様に作られたのか判らない食材が集められるのです。」
こうしたお話を聞くにつけ、選ぶ目を養って食材を選び、自分の手で調理したものを食べる!!これに尽きるようです。お手軽・便利、これには必ず、それなりのリスクがつきまとうという事ですよね!?

郡司さんにお伺いしたい事は、まだまだ沢山!又、是非、お話を聞かせて下さいっ!!

 


 

「非遺伝子組み換えの大豆を使っています。」「遺伝子組み換え大豆は使っていません。」・・・アメリカからの輸入大豆を使用した食品にに、例えはっきりと遺伝子組み換えではないと表示してあっても、5%の混入は避けられないといいます。つまり、何らかの原因で、5%の遺伝子組み換え大豆が含まれていると覚悟しなければならないのです。農林水産省だって、5%の非意図的混入を認めているというのです。

こんなお話をして下さったのは、「食政策センタービジョン21」の主宰人であり、NPO法人「日本有機農業研究会」理事でいらっしゃる安田節子さん!
遺伝子組み換え食品は、何だか不気味・・・でも、実のところ、何が恐ろしいのか良く解らない私にとって、今回の取材も、身を乗り出して聞かずにはいられない内容となりました。

さて、先程の続きです。ヨーロッパでは、原料の0.9%以上の遺伝子組み換え食品が検知された場合、遺伝子組み換えであるという表示義務があります。ですから、高いお金を出して非遺伝子組み換えの原料をアメリカから買っても、日本で加工された食品をヨーロッパに輸出すれば、遺伝子組み換えの表示がなされてしまうのです。日本の政府は、どうして、アメリカに100%非組み換えを求めないのでしょう!?

そもそも、日本は、アメリカに次ぐ遺伝子組み換え食品の認可国となっています。表示のカラクリにも問題がありそうです.遺伝子組み換えであることを表示しなくても良いものが、沢山あるのです。
コーンフレーク、油、醤油、水あめ、液糖、砂糖・・・知らない間に私達は、多くの遺伝子組み換え食品を既に(多分、日常的に・・)口にしているのです。

では、遺伝子組み換え食品の、何が怖いのでしょうか?実は、安全であるかどうかということを、誰も知らないっ!!ということが怖いのです。十分な安全性、体への影響、環境への影響・・・満足な研究がなされないまま市場に出回っているのです。遺伝子組み換え技術が応用されてから10年、これから何が起こってくるのか、安全性の追究がなされないままここまで来てしまったツケが今にも表面化するかもしれません。どうしてそんなことが許されたのでしょうか!?
バイオ技術最先端のアメリカで、遺伝子組み換え技術が開発されました。世界市場を支配したい!こうした企業の思惑が、莫大な献金の必要な大統領選挙に絡んで、規制緩和へと繋がっていったようです。「姿かたちが殆ど変わらなければ安全」などという、耳を疑ってしまうような安全評価基準がまかり通り、自然界では決して生まれることの無い物が、私達の体の中に入ってきているのです。
実際に、世界のあちらこちらで、動物による怖い実験結果が出てきています。

私達に出来ることは何でしょうか?安田節子さんは、はっきりと答えてくださいました。「国産のものを選ぶことです。国内で育てられたものであれば、遺伝子組み換えにおいては今のところ安全です。これが、体を守り、農業を守ることにまでつながります。」
これから、人口増加の問題、バイオエネルギーの問題で、輸入穀物の値段が上がっていきます。今こそ、国産自給率を上げるチャンスなのです。食の安全を考えれば、環境問題に行き着きます。

安田節子さんのホームページ
http://www.yasudasetsuko.com/

 


 

「食育」という言葉より、「メタボリックシンドローム」という言葉の方が広く浸透しているというアンケート結果を紹介する新聞記事を読んだことがあります。それほど身近になった言葉ですが、実は、このメタボリックシンドロームが正しく理解されているかどうかということになると・・・少し疑問が生じる!と仰っているのが、食生活ジャーナリストの佐藤達夫さんなのです。
既に何度か番組にご登場頂いたことのある佐藤達夫さんに、早速、お話を伺いました。

そもそも、メタボリックシンドロームに当てはまる人というのは・・・
おへそを通った胴回りが、男性で85センチ以上、女性で90センチ以上である人の内、
①最高血圧が130、最低血圧が85以上
②中性脂肪が150以上あるいは善玉コレステロール(HDL)が40以下
③空腹時血糖値が110以上 (単位は省略)
の、2つ以上に該当する人!!

さあ、問題なのは、この条件を不幸にも満たしてしまった人が、治療を始めなければならない!!と感じてしまうことなのだそうです、メタボリックシンドロームというのは、内臓脂肪を過剰に蓄積している今のままだと、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなってしまいますよ。今すぐ、生活改善を図りましょう!!という指標なのです。つまり、今すぐに始めなければいけないのは、食生活を始めとする生活習慣の改善であって、治療ではないということです。ここを間違えると、必要の無い薬を呑むことになってしまいますね。

ただ、我々の解釈の間違いだけでなく、日本版メタボリックシンドロームの基準の設定にも、見直すべき問題があると佐藤達夫さんは仰っています。
先ず、男性の胴回り85センチ・・・どうしてこんなに厳しいのでしょうか?女性よりも男性の方が小さいサイズなんていう規定は、日本だけなのだそうです。
女性は、内臓脂肪ではなく皮下脂肪を溜めやすいというのが、女性90センチという基準の根拠になっているようです。確かに、女性は赤ちゃんを入れるスペースを確保する必要があるので、内臓脂肪がつきにくい体質なのだそうです。ですが、閉経後の女性は内臓脂肪が増えてくるという事実から、男性女性共に数値の見直しが始まっていると、佐藤達夫さんは仰っています。

又、佐藤達夫さんのホームページでは、高血圧の基準に異を唱える東海大学医学部・大櫛陽一教授の説が紹介されています。今の高血圧の基準では、治療の必要の無い多くの人が降圧剤を投与されていると・・・。(これに関しては、新潟大学の安保徹教授も仰っていました。)

この先、確かにメタボリックシンドロームの基準には見直しの必要がありそうですが、いずれにせよ、内臓脂肪を何とかしなければならない!これに間違いは無さそうです。
そこで、佐藤達夫さんに聞いてみました。では、どうすればよいのでしょう!?すぐさま、答えが返って来ました。「体重を減らして、肥満を解決することです。」
ではでは、何をどれだけ食べればよいのでしょうか?これまた、即答です。「厚生労働省が、一日30品目を提唱していた時期がありましたが、これだと自然に野菜が増えるので、僕はとてもよい目安になると思いますよ。食べる適量については簡単!毎日体重計に乗ってください。体重計が教えてくれます!!」
うわぁ~っ!痛いところを衝かれてしまいました。「自分の適正体重より多ければ、それは食べすぎ!水を飲んでも太る・・なんていうのは言い訳ですよ。」と付け加える佐藤達夫さん。どうして、ご存知なの??すみません、私が悪ぅございました。もう、言い訳はしません~と謝った聖子でありました。

佐藤達夫さんのホームページ
http://www.kazu-net.ne.jp/letitbe/index.html

 


 

代替療法、民間療法・・・胡散臭いと感じる方も多いでしょう。でも、長い歴史を経て受け継がれてきたものであるなら,科学で証明されないから迷信だなどと片付けてはいけない!むしろ、科学が未だ証明できるレベルに達していない!と考えるべきではないかとさえ、私個人は思ってしまうのです。
そこで、この分野の第一人者、翻訳家であり、鍼灸師、日本ホリスティック医学協会副会長でいらっしゃる上野圭一さんにスタジオから電話取材をさせていただきました。

電話を通じて届く上野圭一さんの声は静かで優しく、流れる時間さえも包み込んでいくようです。

先ず、日本における伝統医療、民間療法など代替療法の流れについて伺いました。
二千年も三千年も続いてきた代替療法は、明治政府が日本国の医療を西洋医学と定めて以来、禁止の憂き目にあいました。戦後、辛うじて残っていた鍼灸でさえ、目の不自由な方々を除いて禁止されてしまいます。マッカーサーが、人の体に鍼を刺すなんて野蛮だと言ったという理由で・・・。
にも拘らず、代替療法の火が完全に消えることはなかったのです!人間に必要のないものであれば、これほどまでに受け継がれなかったでしょう。しかし、やはりこの間に、日本の代替医療や統合医療への取り組みは遅れてしまいました。

どうやら、欧米の医療の現場では、西洋医学と同じ様に、代替医療が患者の選択肢の中に当然の如く用意されているようです。具体的に、アメリカの例を挙げて、上野圭一さんはご紹介くださいました。
アメリカでは、代替療法の専門の電話帳が、東京のイエローページほどの厚みをしているのだそうです。また、病院のライブラリーでは代替療法についての情報を取り揃えていて、自由に患者がアクセスすることができるし、医師が紹介することも珍しくないのだそうです。
その点、日本では、厚生労働省がガイドを作っていないし、一部の僅かな大学病院で統合医療についての取り組みが始まった程度。一般の人は、受けることが出来ないのが現状です。

では、何故、欧米では西洋医学一辺倒ではないのでしょうか?上野圭一さんの答えは、とても簡単でした。
先ず、ストレス疾患・精神疾患・生活習慣病・ガンなどの西洋医学が不得意とする病気の解決法は、解決法が色々合った方が良いに決まっています。そして、コストが掛からない!大きな機械を使わず、自然の人間の持つ治る力を呼び起こし、後押しするのが代替療法ですから、医療費は安くすむのです。世界中が医療費の問題を抱えていて、これについても日本は既に出遅れているといえますね。

さて、上野圭一さんの著書に、『代替医療ナビ』(筑摩書房)というのがあります。様々な療法が、いくつかの施設などと共に紹介されているガイドブックです。この中から、何が自分に合うのかを見つけるにはどうすればいいのでしょうか?もちろん聞いてみました。
インターネットや入門書で情報を得たら、気分を落ち着けて直感を働かせてみてください。自分の直感は、とても大事です。この方法なら私も治るかもしれないと感じたら、冷やかし半分でいいですから尋ねてみましょう。
でも、いかにも儲かっているような煌びやかな治療院は疑ってかかって下さい。小さくて古いけど、清潔で清清しい!そんなところがお薦めです。真面目に代替医療に人生を捧げていれば、儲かる筈がないのです。

うふふ・・・つい笑ってしまう上野圭一さんの本音でしたが、現在、静岡県伊東市にお住まいです。自ら畑で農作物を育て、方や、アンドルーワイル博士の指名により、日本語版の博士の著書全てを翻訳。もちろん、鍼灸師の仕事、代替医療発展の為の活動もあるわけです。
我々がスタジオから電話を入れたとき、約束の時間を過ぎても留守番電話が応答するばかり・・・。お忙しいに違いないから、もう少し待ってみようなんてディレクターと話していたら、ご本人から連絡が!!「いやぁ、ごめんなさい。すっかり忘れて畑で夢中になって作業してました。今、全身泥だらけで受話器を持ってます。」

アンドルーワイル博士といえば、タイム誌の「アメリカで最も影響力のある25人」の中でたった一人医師として選ばれたこともあるという、統合医療の提唱者なのだそうです。博士の著書「ワイル博士の医食同源」(角川書店)「癒す心、治る力」(角川文庫)も、もちろん上野圭一さんの翻訳。
そんな偉い博士が翻訳を任せる凄い人が、電話の向こうで泥だらけだったなんて!!!!なんと私は素敵な時間を頂いたのでしょう!!

 


 

NPO法人ガンの患者学研究所代表:川竹文夫さんにお話を伺うのは、今回の取材で2回目です。川竹さんご自身も元ガン患者。こちらでは、「西洋医学に頼るだけではガンは治らない!辛い治療と闘わなければならないだけでなく、死という否定的なイメージとも闘わなくてはならない!これでは、自己免疫力は落ちていくばかりだ。」ということを、実際に『治ったさん達』が訴えています。

では、どうすれば良いのかということを、ガンからの生還者達『治ったさん』達が、情報提供するべく、セミナーや講演会、イベントを精力的にこなしています。現在、治ったさん達のデータベースを製作中だそうですが、最終的には200人くらいになるでしょうとのこと。前回の取材時の治ったさんは124人と伺っていましたから、随分お仲間が増えた訳です。つまり、生活を変えることでガンを治してしまった人が増えているのです。

ガンが治るのは不思議でも何でもないことだと、川竹さんは仰います。例えば・・・ストレスは病気の大きな原因となります。でも、ガンの原因となるストレスは、日常にありふれていて、どうということのない、ずっと続く慢性的なもの。一方、心臓病などの原因となるストレスは、リストラ・災害といった突然思い掛けなく起こる短期的なショック。これらを比べてみると、ガンの原因となるストレスは、心の持ち様で回避できる。だから、ストレスを取り除けば、ガンの居場所はなくなるというのです。確かに、後者のストレスは防ぎ様がありませんが、前者のストレスの方が何とかできるような気がします。
生真面目で本心を言えない、他人の利益を優先して、嫌なことに嫌といえず生返事をしたままクヨクヨ・・・こんなタイプの人がガンに罹ってしまうといいます。こんなタイプの人には、断る練習をしてもらうのだそうです。「ちょっと無理です。」「今回は気が進まないので止めておきます。」こんな意思表示ができるようになれば、クヨクヨすることもストレスを抱えることも無くなって、自己免疫力も上がる!

9月29日(土)10:00~19:00 神奈川県海老名市文化会館大ホールにて「第4回 世界一元気 ガンの患者学ワールド」が行われます。今回の講師は、医師でありながら、自らの末期がんを西洋医学以外の方法で完治させた星野仁彦さん、引き受け氣功の創始者・藤谷康允さんなど多数!!詳しくは、ガン患研のホームページをご覧下さい。

当日、私も取材で伺う予定です。講師の先生方の声、治ったさん達の声をお届けできればと思っております。でも何より、前回伺った時もそうでしたが、会場にいらっしゃる皆さんの生きる姿勢や意欲から反対にパワーを頂くのが楽しみなんです。