昨年、「インフルエンザワクチンは打たないで」(双葉社)の著者・母里啓子(もりひろこ)さんに伺った内容の一部をご紹介した取材記を書きましたが、インフルエンザの動向が気になる季節に入って以来、そのページへのアクセスがグンと増えておりました。
http://report.seiko-masuoka.net/?cid=30645
実は、取材記を読んで、あるコメントが寄せられました。それを受けて回答させて頂いていたのですが、皆さんにも読んで頂きたいなぁと思い、以下に転記する事に致しました。

《頂いたコメント》
インフルエンザ脳症:小4女子児童が死亡 今シーズン県内初–五泉市 /新潟

五泉市の市立小4年の女子児童(10)がインフルエンザ脳症で死亡していたことが5日分かった。同市健康福祉課が明らかにした。県によると、インフルエンザによる死亡は今シーズン初めて。

同市によると、児童は12月28日、高熱で同市内の医療機関を受診。29日にインフルエンザ脳症と診断され、新潟市民病院に入院したが、3日早朝に死亡した。予防接種は受けていなかったという。

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インフルエンザは怖いです。
どうか間違った内容を垂れ流さないでください。
| ニュース | 2009/01/16 3:57 PM |

《聖子がお答えしたコメント》
コメントをありがとうございます。
そもそも、政治や企業に影響されることなく、情報発信できる場にしたいと、このサイトを立ち上げました。様々なご意見があって、当然だと思います。色々なお立場があってしかるべきだと思います。
意見をお聞かせ頂けるのは、とてもありがたいことです。

ちなみに、インフルエンザ脳症について、母里啓子さんは、著書「インフルエンザワクチンは打たないで」の中で次のように触れていらっしゃいます。

「インフルエンザ脳症という言葉のせいで誤解されていますが、感染症に伴う脳症は、インフルエンザにかかったときだけ起こるわけではありません。脳症は、感染症にかかり、高熱が出たあとに引き続いて起こる、インフルエンザとは別の病気です。・・・中略・・・
脳症の原因は、明らかになっていません。
インフルエンザの感染から脳症になった子供の脳を調べると、インフルエンザ・ウイルスが入りこんでいないし、炎症も起こしていません。ですから、インフルエンザが直接の原因ではないということがわかるのです。・・・中略・・・
厚生省では1998年、インフルエンザ脳症についての研究班を作り、脳症についての研究を進めてきました。・・・中略・・・ワクチン自体には脳症を防ぐ効果はない、との結果がはっきり出ました。」

また、母里さんは、インフルエンザ脳症は、日本でのみ特に多いということから、日本で使われてきた一部の解熱剤や抗ウイルス薬の処方に問題があるのかもしれないということに触れていらっしゃいます。

インフルエンザ脳症で亡くなったお子さんや、ご両親に思いを馳せると、同じ子供を持つ身として何とも言葉がありません。
これからも、真摯な気持ちで情報発信していきたいと思います。  (増岡 聖子)

タミフル耐性を持ったウイルスの出現も、タミフル乱用に警鐘を鳴らしていた一部の専門家は予想していました。
新型インフルエンザへの危惧も考え合わせると、先ずは、個々の体力、気力、自己治癒力、免疫力を充実させることが大切なのではないかと思えてきます。今、自分に出来ること、それは、家族の食を整えること!家族の健康を願うこと!とても単純ですが、きっちり務めていこうと思います。

 


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