銀座サンエスペロ大森クリニックの院長・大森隆史先生は、医師になる前は石油会社で産業排水回収処理の研究をする研究者だったいう、医学界では、何とも変り種。以前は、合成化学の専門家でいらした・・・それだけに、「重金属が体内に蓄積し、やがてはトンでもない健康障害を引き起こす可能性がありますよ。」なんて言われると、耳を傾けない訳にはいかなくなります。じっくりとお話を伺いました。

そもそも、水銀・鉛・カドミウム・・・といった重金属は、地中深くに眠っているものでした。ですから、人間の進化の過程で体内処理する能力を育ててきていないわけです。ところが、人間はいつしか地下を掘り起こし始めたのです。重金属に触れる様になり、大気・河川を通して体の中にも入り込むようになりました。重金属が大量に身体に取り込まれる様になったのは、ここ50~60年だそうです。

こうした有害物質の中でも、重金属はたんぱく質と結合してしまうので、体の中で特に厄介な存在となってしまうようです。つまり、酵素とくっついてしまうと、酵素がするべき仕事が出来なくなってしまうのです。
水銀は、脳に取り込まれ、中枢神経細胞を傷つけ、知覚障害の原因となってしまうそうです。鉛は、神経伝達機能や免疫機能に悪影響を及ぼすそうです。カドミウムは、腎機能障害や骨軟化症などの引き金になるそうです。

ん~、ゾォ~ッとしてしまいますね。このように、いつの間にか重金属のみならず化学物質などが徐々に体の中に蓄積していくことで、思わぬ症状に悩まされているケースがあるそうです。
花粉症や、アレルギー、ニキビ、便秘、イライラ、気分の落ち込み、忍耐力が無い、キレやすい、学習能力の低下・・・。自閉症や多動、学習障害といった子供の症状も、脳の発達障害であり、有害物質が影響しているという考え方もあるというのです。

思い当たる症状が、このケースに当てはまるのかどうか・・・検査の方法があるそうです。血液からでは微量過ぎて判定不能な有害ミネラルも、毛髪ミネラル検査によって明らかに!!原因が突き止められれば、その原因となる物質を排出すれば良いのです。これが、デトックス(体内浄化)!!!

先ずは、大森隆史先生の著書、「デトックスライフのすすめ」(主婦の友社)、「有害金属が心と体をむしばむ」(東洋経済新聞社)などなど・・・を読んでみてくださいっ!

 


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