「朝の食べ過ぎと加熱食は万病の元!!」確かに、この番組を始めて以来、朝食の食べ過ぎを指摘する方は沢山いらっしゃいましたが、加熱食に警鐘を鳴らす方は初めてではないでしょうか?それどころか、生野菜は身体を冷やすから、出来るだけ避けて・・・とばかり思っていましたので、今回の取材も、興味津々で臨みました。

鶴見クリニック院長・鶴見隆史先生は、栄養学を殆ど学ぶ機会の無い西洋医学のお医者様の中では、稀有の存在と言える方かもしれません。何も治せない薬漬けの医療の限界に問題意識を持った事から端を発している、病気と食に関するこだわり・・・。
鶴見先生から伺うこと、一つ一つが心と体に響きます。

例えば・・・、
午前4時からお昼12時までは、排泄の時間。濃厚な毒素が、体の外に排泄されていきます。3000個といわれる毎日生まれる癌細胞も尿から出ていきます。これらの排泄を止めるような食事をしてはいけません。
酵素は、加熱すると死んでしまいます。酵素が含まれていない、しかも消化酵素を沢山必要とする高たんぱくな食事は、起動していない朝の身体には、大変な負担となるのです。

食べるなら、酵素がたっぷり含まれた生野菜やフルーツ。食べたもの自体に酵素が沢山含まれていれば、自分の身体が持っている消化酵素の無駄遣いをしなくても良いだけでなく、その酵素を利用することが出来るのです。

人間の体には、3000種類以上の酵素が活動していると言われています。食べたものを分解・吸収させるための消化酵素、呼吸・体温調整・筋肉を動かす・・・あらゆる生命活動に関与している代謝酵素、とにかく、人間の生命を左右しているのが酵素なのです。
しかも、酵素は、人それぞれ一生の生産量が限られています。ならば、消化酵素を出来るだけ節約して、体の免疫力の強化や身体の修復作業に回す方が大事なのではないでしょうか!?

生野菜や果物は、身体を冷やすといわれますが、これは一時のこと。代謝機能が十分に働き始めると、自然に体温は上がってくるのです。身体の機能が整うまでは、足湯などをして乗り切りましょう。

如何ですか?鶴見先生の説かれる酵素栄養学に耳を傾けていると、益々私達の体の神秘性に惹かれてしまいます。益々、生きるって凄いなぁ~と思ってしまいます。
よく、伝統的な和食に立ち戻って、健康な身体を作りましょうと言われます。でも、鶴見先生は、それが縄文時代にまで立ち戻ってしまうのです。縄文人の寿命は、100歳程だったそうです。彼らは、まさに、生食でした。もっとも沢山の食物酵素を摂取していたはずです。
な、なるほどっ!単純な聖子は、鶴見先生にお話を伺った日から、「野菜スティックにお味噌!」のメニューを食卓に並べるのでありました。

鶴見先生の著書、「長生きの決め手は「酵素」にあった」(河出書房KAWADE夢新書)、「スーパー酵素医療」(グスコー出版)などを読んでみてください。きっと、あなたも生野菜を食べよう~って、思いますから・・・。

鶴見クリニックのホームページ・・・
http://www.tsurumiclinic.com/

 

 

 


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