出来るだけ薬に頼りたくない、西洋医学だけではなく東洋医学や自然療法といわれるものも試してみたいと考える人が増えてきました。ですが、大病院のお医者様に、そのような事を言おうものなら、どうぞご勝手に・・・と見放されそうな気配!そんなジレンマに陥る人も少なくありません。
そんな中、れっきとした西洋医学のお医者様でありながら、西洋医学には限界があると明言され、様々な角度から情報発信をしてくださる方がいらっしゃいます。その代表的存在のおひとり、石原結實(ゆうみ)先生に、この度、取材を快諾していただきました。

さて、どんな小さな本屋さんでも、先生のご本の2冊や3冊や4冊は・・・それもその筈、現在、石原結實先生の著書は130冊に及ぶそうです。「いやぁ~、5冊も読めば、あとは同じだよ~。」なんて、気さくに仰る先生に、失礼ながら、先ず読むべき5冊を挙げていただきました!!(なんて大胆っ!でもね、130冊全てを読むのは、ちょっと大変ですもの。)

*「体を温めると病気は必ず治る」   三笠書房
*「病気にならない食べ方・食べ物」   海竜社
*「病は“冷”えから」          光文社
*「一食抜き健康法」          朝日新聞社
*「病は脚から!」            文芸春秋

「医療は発達している筈、お医者さんの数も増えている筈なのに、どうして医療費は増え続けるのでしょうか?病人が減っているようにも思えません。」という私の質問に、石原先生は、とても明確に説明してくださいました。
「現在、日本の医療費は年間32兆円。これは、縄文時代から3千年間、毎日百万円ずつ使う計算になるんだ。これだけのお金が、あっという間に消えていく・・・異常だね。ところが、診断医療と救急医療は確かに発達したけど、慢性病については相変わらず治せないままなんだ。医学の全てが発達した訳ではないんだね。」
こうも仰います。
「西洋医学は、罹ってしまった病気に向かうもの、でも、未病への対策も大事なんだ。体温が1℃下がると自己免疫力が30%下がってしまうし、ガンの増殖が最も進むのが35℃、つまり、低体温というのは、とても問題!
それから、血の汚れ、これも重大な病気のもとになってしまう。東洋医学では、血液の成分が分析される2千年も前から血液の問題に拘ってきたんだ。」
こうしたことを鑑みて、体を温める食物、生活習慣、そして血を綺麗にする食べ物、生活習慣にもっと注意を払うべきだと、石原先生は世の中に情報を発信し続けていらっしゃる訳です。

講演記録を拝見しても、数あるどの著書を拝読しても、成る程なるほどと納得する話ばかり。こんなにお忙しい先生が、私どもの番組の為にたっぷり40分も電話取材にお付き合いくださったことに、とても感謝いたします。(そういえば、ちょっと早口・・・やっぱり、今日もとてもお忙しくていらしたに違いありません。終了早々に、何処かに向かわれた気配が感じられました。)

 


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